ゴクゴクお水を一杯飲んで、 お庭にキンモクセイを摘みにいきました
甘い香りに包まれて 胸がきゅんとします
パラパラとすぐに落ちてしまうので、 そうっと優しく指先をつかって、
そうっと、そうっと・・・
キンモクセイ達は、体を震わせて 採って、採ってとキラキラ光ります
採られたくない子は、葉に隠れてじっとしています
甘い香りでお腹が一杯になった頃、器に溢れるほど沢山のキンモクセイが採れました
キンモクセイの木にお礼を言ってお家に帰り
早速、キンモクセイのジャム作りのためゴミなどを取り除く作業にとりかかります
柔らかく、小さな花達は、命に溢れ本当に美しいです
花の塊があるので、クモの巣が絡まってるのかな、と一つ一つ花をほどいていくと、
あら、失礼しました、お花の布団にくるまって大人になるのを待っている、
小さな幼虫が先客にいました。
睡眠を邪魔されて、大きく上下し怒っています
ごめんね、邪魔するつもりはなかったの。またゆっくり休んでね。
そう言って、またお花のなかに戻し
もくもくと作業を続けます
お花のジャム作り!
とても愛おしい、幸せの時間