心がガサガサざわめいた時
私は庭の植物や木や土、空や風の所に逢いにゆく
昨日の台風のせいだろうか
心がガサガサ渇いて落ちつかない
朝起きると、
真っ青な空 心地よい風 ！！！
長靴を履いて、帽子をかぶり、いそいそと畑へ飛び出す
今日は植物たちも気持ち良さそう
キラキラ葉や花を光らせて 風にゆられて歌ってる
たわわに実ったシソの実達と目が合った
今日の仕事が一つ決まり！ シソの実の佃煮を作ろう。
私は植物を採るとき、なるべくハサミを使わない
命と命、向き合って、できるだけ痛くないように採ってあげたいから。
でも、両手を使って丁寧に採らないと、ひきちぎられたり、根っこから抜けてしまったりするから
きちんと植物と会話しながら採らせてもらう
でも！！！ 昨日から心がガサガサしていた私。
片手でヒョイと乱暴にシソの実をしごこうとして、根っこからとれちゃった、、、
ちくりっと胸が痛む
ごめんね、痛かったね。 気をつけて採るね、、、
そう言いながら、ぶつぶつ、ぶつぶつ話してると
そこはもう、私と彼ら達だけのイノチノセカイ
いつのまにか、心のガサガサ無くなって
心地よい風が身体を通り抜け、まあるい優しい気持ちになってゆく私がいる
自然が私の友達、 そして、 先生 。
いつもいつも助けられ、 慰められ、
たくさんの命の不思議、大切さ、 美しさ、
そして、
こんなにも愛されているんだと
気づかされるのです 。