2016年1月2日土曜日

森羅万象のように




自然の中に入って
森羅万象に身を委ねると
私と自然との境界線が無くなって
大きな生命の根源に繋がっている
生命そのものなのだと
気づかされる 。

私と貴方を隔てるものはなく
ただ、そこには
緩やかな生命の営みが波長となり
流れているだけだ。



人の思考は形をつくり
言葉が具現化し
私だけではない外の世界にも
現われてくる。

私が、何を想い
何を語るのかによって
現象もまた変わってくる 

ならばわたくしは、
喜びを選択し
感謝の言葉を語ろう。

美しい、生命のウタを唄おう。

時には苦しみや悲しみを味わって
胸が張り裂けそうになる時も
あるけれど

そんな時は、
空を仰ぎ
草木花に触れ
水の流れに心委ねて
苦しみや悲しみもまた
移ろいゆく森羅万象のように
変化してゆくのだと
私の心に語りかける。

湧き出ずる水のように




とらわれることなく
流れていたい。

また新たな日が昇り
新しい喜びが
やってくるのだから


                            utaka