2015年7月22日水曜日

耳を澄ませば

長文にもかかわらず、
沢山のお心に言葉が届けられ
ありがたいです。
いま、言葉が溢れてきています。
またひとつ、言葉を綴りました。
また、長文となってしまいましたが
よろしければ、ご覧くださいね  (^^)



私の家の周りには
茶畑が広がっています。
小さな庭ですが、
我が家には沢山の生命たちの
営みがあり、その暮らしを見守ることが私の喜びでもあります。
しかし、時期になると、
茶畑一斉に農薬が撒かれ
その度にわたしの心は
悲しくて堪らなくなります。
草木花や虫や小動物達、そして
大地が苦しんでいることが
とても辛いのです。
今日もまた、農薬が撒かれ
悲しくて涙がでました。

草木花達がさわさわ揺れて
風がさーっと吹いて来て
わたしの髪を優しく撫でて
くれました。
泣かないで。私達は、大丈夫。
あなたが悲しむことが、
私達も悲しい。
悲しまないで、、、
そう、私を心配して励ましてくれた
ように感じました。
農薬を撒かれて、苦しい筈なのに、、

その優しさに触れ、
また涙が溢れました。
風が、草木花みんなが慰めてくれ、
木々の間から、陽の光が
注がれました。
大地は、そんな私達のことを、
ただ静かに
見守ってくれていました。

いろんなことがあるけれど、
私達の足元を大地はいつも支え、
見守ってくれています。
風が吹いたり、草木花が揺れたり、
鳥が鳴いたり、、、
そんな当たり前の日常の
何気ない小さな奇跡と共に
私達は生きているのだと思います。

そっと、
耳を澄ましてみてください 。

歩くスピードを少しだけ落として
周りを見渡してみてください  〜

そこには、いつでも貴方と共に在る
沢山の仲間が居るのですから。

                        utaka