2015年7月24日金曜日

水のように



詩人の、     山尾三省さん 。
写真家の、  山下大明さん。

わたしの尊敬するお二人とも、
お住まいは屋久島。
そして、お二人とも名前に
山があり、
それぞれ
山の尾、山の下という名を
お持ちでいらっしゃいます。

山の尾、山の下から私は、
森を想います。
その森には太古からの木々が鎮座し、
草花や、菌類、虫、鳥、獣
沢山の生命が営まれ、
そして
その森の下には
とうとうと、生命の水が
流れています。

お二人の言葉、写真からも、
その生命の営みに寄り添い
暖かく見守る森を
感じます。

私が両親から授かった名は、
芳枝と言います。
私の名前にも、
草、木という字が入っています。
だから、わたしは
お二人の言葉、写真が
好きなのかな、
そう想うのです。

私も、豊かな森の下を
とうとうと流れる
水のようでありたい、
そう想った、 夜です。

月の光が、優しく降り注いでいます。